Duolingo でイタリア語を 400 日続けた感想
「旅行でイタリアに行くのだから、簡単な挨拶くらいは覚えておこう」と思い、Duolingo のイタリア語コースを始めてから、400 日が経った。 当初は旅行が終わったらやらなくなると思っていたが、旅行が終わってから 1 年以上経った現在も学習は続いている。
この記事では、ここまで学習が続いた理由をまとめようと思う。
学習量
400 日達成時点における、Duolingo の進捗は以下のようになっている。
- イタリア語スコア: 22(CEFR A1 上級程度)
- 総獲得 XP: 69,955
- 到達したレッスン: セクション 3, ユニット 9
単純に計算すると、1 日あたり約 175XP を稼いでいることになる。これを時間に換算すると、10 分強くらいだと思う。
モチベーション
パズルのような複雑な文法
文法書を読んだわけではないため正確なことは言えないが、イタリア語の文法は英語よりもかなり複雑だと思う。その中でも特に目立つのが、次の 2 つだと感じている。
- 動詞の活用が多い
- 名詞に性別が存在する
前者について、イタリア語には数十種類の動詞の活用があるらしい。
"I go", "You go", "He goes / She goes", "We go", "They go" を例に挙げると、英語では主語に活用の少ない動詞を続ければ良いが、イタリア語はこれらそれぞれを、全く活用が違う動詞一語で表すようだ 。
今は現在形のみを挙げているが、時制が違う場合も存在するため、一つの動詞の活用を全て覚えるだけでも大変である。
後者について、イタリア語の名詞は理由なく男性名詞 / 女性名詞の取り決めがされているようだ。
例えば、"tavolo"("table")と "scrivania"("desk")は一見近い意味に見えるが、"tavolo" は男性名詞、"scrivania" は女性名詞となっている。 この二語に関しては、"-o" で終わる語は男性名詞、"-a" で終わる語は女性名詞というパターンを覚えてしまえば種類の判断はできるが、なぜ "table" が男性名詞で "desk" が女性名詞とされているかを理解するにはラテン語の深い知識が必要で、私のような初学者が簡単に理解できる話ではないらしい。
これに加え、"problema"("problem")のような、女性名詞のように見えるが実は男性名詞、と言った罠もあるため、一筋縄ではいかないようである。
こうした複雑な文法規則がある上で一つの文を正しく作り上げることは、パズルを解いているようで面白い。
日常生活での遭遇
日常生活をしていると、イタリア語に遭遇する場面は案外多い。特に多いのは、散歩をしている時にイタリア語の名前がついた建物を見かける場面である。全てのアパートやマンションのうち、2 割弱はイタリア語だと感じている。
他のロマンス語との関連性
イタリア語は、ロマンス語 という言語のグループに属するらしい。ロマンス語には、イタリア語の他にフランス語やスペイン語、ポルトガル語などが含まれる。
この関係を知ってから、他のロマンス語の言葉の意味が何となく理解できることに気づいた。
例えば、"À la carte"(アラカルト)という言葉がある。 これはメニューから好きな料理を注文する方法を表すフランス語である。 この言葉に出会ったとき、次のように構造を考えるようになった。
- "À la" は、イタリア語の "alla"("from the")に似ている
- "carte" は、イタリア語の "carta"("paper")に似ている
- "À la carte" は、"alla carta"("from the menu")という構造なのだろう
こうして言語間の近さに気づくことは、日本語ではなかなか起きないことであり、新鮮な刺激となっている。
これから
ひとまず Duolingo のセクション 3 が終わるまでは続けたいな〜と思っている。